普通紙・コピー用紙・PPC用紙はどう違う?オフィスで使われる紙の種類

コピー用紙と普通紙は違う?オフィスで使われる紙

普通紙、コピー用紙、PPC用紙。いずれもオフィス文書によく使われる用紙の種類です。では、これらに違いはあるのでしょうか?
実は、言い方の違いはありますが、用紙自体に大きな違いはありません。

そもそも「普通紙」とは?

「普通紙」とは、特別な加工がされていない一般的な紙のことを指します。インクジェットプリンターやコピー機など、幅広い用途で使用されるベーシックな用紙です。主に社内資料や手書き書類、簡易的な印刷物に使われます。ただし、印刷会社における「普通紙」は、各社が扱う用紙によって異なるため、特定の銘柄やメーカーを指すものではなく、そのくくりは曖昧です。

「コピー用紙」とはどんな紙?

コピー用紙は、オフィスのレーザープリンターや複合機で使用することを前提とした紙です。大きな特徴として、定型サイズ B5・B4・ A4・A3 が基本です。発色の良さやトナー定着性を重視して設計されています。コピー用紙も「普通紙」の中に含まれます。

「PPC用紙」の意味と特徴

PPCとは「Plain Paper Copier(普通紙複写機)」の略で、PPC用紙はコピー機での出力に最適化された用紙を指します。コピー用紙とほぼ同義として扱われることが多く、滑らかな表面や適切な厚みで紙詰まりを防ぎ、スムーズな印刷を可能にします。

普通紙・コピー用紙・PPC用紙の違いを一覧表で比較

項目 普通紙 コピー用紙 PPC用紙
主な用途 手書き~オフィス文書印刷 オフィス文書印刷 コピー・FAX・レーザープリント
厚み やや薄い~標準 標準(約64~70g/m²) 標準(約64~70g/m²)
表面の滑らかさ 標準~滑らか やや滑らか 滑らか
適応機器 多種 レーザープリンター、複合機 コピー機、FAX

▶️ レザックやアートポストなどの表紙向けの紙、カラー印刷向けの紙について、詳しくは「用紙カタログ」をご覧ください

オフィスでのおすすめ用紙と選び方のポイント

印刷内容によって用紙を選ぶと効果的です。一般的には、社内資料や配布資料にはコスト重視のコピー用紙が適していますが、プレゼン資料などは白色度の高い用紙を選ぶと印象がアップします。

環境に配慮したオフィス用紙もチェック

再生紙やFSC認証紙など、環境に配慮した用紙の導入も進んでいます。こうした紙を使用することで、SDGsへの取り組みをアピールでき、企業の社会的責任(CSR)やブランドイメージの向上にもつながります。

また、各自治体ではグリーン購入法に基づき、環境配慮型の物品調達を推進しています。たとえば東京都では「東京都グリーン購入ガイド」、神奈川県では「神奈川県グリーン購入基本方針」、千葉県では「千葉県環境配慮物品調達方針」、埼玉県では「埼玉県グリーン調達・環境配慮契約推進方針」といった独自の方針を策定し、再生紙やFSC認証紙の積極的な活用を推奨しています。これらの取り組みに沿った紙の選定は、地域や行政との連携にもつながります。

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